日報ぶりゅり

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ギガ無制限、1年間無料のRakuten UN-LIMIT Vを契約してみました【日本のスマホ代は高すぎる(笑)】

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※この記事は、10/31更新分の記事です。すみませんでした。

 

みなさんこんにちは、Mです。

突然ですが、スマートフォンのデータ通信は何を使っていますか?


多くの人が、キャリア各社あるいは格安SIMを使って、データ通信を利用していると思います。

私も、親から格安SIMであるIIJmioのSIMを提供してもらいファミリープランで使っていました。

しかし、固定回線がない環境で暮らしているので、パソコンへテザリングして利用していたところ、他の家族の通信容量をかなり圧迫してしまうことがわかりました。

そこでこれとは別に、今年新しくMVNOからMNOへと昇格し、通信容量実質無制限さらに1年間無料というふれこみのRakuten UN-LIMIT V(以下、楽天モバイル)を新しく個人で契約してみたので、それについて書いていこうかと思います。


楽天モバイルは、他の通信事業者でもおなじみの物理SIMカードの他に、eSIMと呼ばれる仮想的なSIMカードを利用することができます。

eSIMに対応している端末は、iOSならiPhone XR以降のiPhoneAndroidならPixel 4以降のPixel、などがあります。

自分の使っている端末がsSIMに対応しているかどうかは、何らかの信頼できるソースを使って調査してください。eSIMに対応している端末の中には、物理SIMとのデュアルSIMに対応している端末もありますので、その場合は今使っている物理SIMを挿したままeSIMを契約することができます。

ちなみにわたしは都合があり物理SIMを利用できなかったのでeSIMを選択しましたが、普段使っているPixel3aがeSIMに対応していなかったので、楽天が発売しているRakuten miniというeSIM専用端末を購入してモバイルwi-fiルーターのように使っています。


さて楽天の公式サイトを参考にしつつ、楽天モバイルのサービス内容について軽くご紹介します。

楽天モバイルを利用することのできるエリアは、楽天回線エリアと呼ばれるエリアとパートナーエリアと呼ばれるエリアに大別されます。

楽天回線エリアは楽天が回線を整備しているエリアで、この中にいる限りは1日10GBの通信容量制限(これを楽天は実質無制限と呼称しています)でデータ通信を利用することができます。さらに対応エリア、対応端末であれば、5Gを利用することもできます。

さらにパートナーエリアと呼ばれるau回線のエリアではauの回線を間借りする形で月5GBまで通信を利用できます。

月額料金は通信のみだと2980円、さらに先着300万人限定で12ヶ月間の料金が無料になるというキャンペーンを行っています。また途中での解約に関して違約金などは一切かかりません。


これだけ聞くと、非常にお得なプランのようですが、実際に使ってみてデメリットだと感じたこともあるので、感想をまとめていこうと思います。


まずは楽天回線エリアとされるエリアがかなり狭く安定性にも欠けるという点です。

わたしの場合は普段の行動範囲がほとんど入っていましたが、地域によってはほとんど整備されていません(ただしこの点に関しては、今後エリアを拡大していくとしています)。

また、エリアの端でないところでも、たまにエリアから出たような挙動をすることがあり(おそらく楽天回線を掴めなくなったときに、auの回線を掴みにいくのだと思います)、安定しているとは言い難い状態でした 。


肝心の通信速度ですが楽天回線エリア内にいると判定されている限りは、上り下りともに多くの時間帯で10Mbps前後と、特殊な利用をしない限りは問題なく使用することができます。

au回線内にいる際に通信容量を消費しないよう、低速での通信に制限するオプションも存在します。その場合の通信速度は、およそ500kbps前後で、格安SIM通信制限時のようにテキストチャットが送受信できないほど遅くなるということはありません。


二つ目の懸念点としては、サポート体制に疑問があります。

アプリを通じてチャットでのサポートを展開しているのですが、オペレーターから一言連絡がかえってくるのに数時間待たされることが頻発し、とても満足に相談を行える状態ではありませんでした。

結局わたしの場合はTwitterでの検索などに数日費やしてなんとか自力で解決できましたが、この点がネックになる人は少なくないと思います。


最後にまとめです。

Rakuten UN-LIMIT Vはデータ通信容量実質無制限、さらに12ヶ月間通信料無料と、数字の面で見れば非常に魅力的な選択肢です。

しかし安定性や信頼性という点において、不安な点がまだ残っているといえます。

メインのデータ通信回線として使用するにはまだ不安が残りますが、12ヶ月間通信料無料の恩恵を受けられるのは先着300万人と決まっているので、気になる方はサブ端末などを利用して一度試してみてはいかがでしょうか。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。 M