日報ぶりゅり

普通の人間たちが書く日報?。~日報なのに不定期更新。大過疎状態ぴえんの森遭難中まぢぴえん~

追憶の彼方へ。

数年前の私は、それなりの記憶力を擁していた。英単語なんて一度書けば覚えられていたし、その気になれば数回復唱しただけの長文を長期間覚えることができた。その時覚えた言葉は、今もなお澱みなく言い放てる。恐らく、世界中の人間のうち上位1%に食い込める程度には記憶力が高かった。もちろん、ただそう思い込んでいるだけに過ぎないのかもしれないが、それなりに凄かったことは揺るがない。

そんな私も、ここ1, 2年で著しく劣化してしまった。特にここ3ヶ月の能力低下具合は目を疑うほどである。1時間前に友人と交わした言葉なんぞ当然の如く思い出せないし、今し方ポケットに仕舞い込んだ目薬の行方さえも探し始める始末。覚えようとして白紙に綴った言葉も、数分後には忘却の毒牙にかかっている。止め処なく流れ落ちゆく大切な記憶を、呼び止めることはできないのだ。

 

2022/11/15追記

この文章をいつ書いたかもわからない。おそらく私が書いたものではあるだろうが、全くもって覚えていないため、私が書いたものではないかもしれない。

あわやあわや。

永らく更新されていない(過去1年で数えるほどしか投稿されていない)日報ぶりゅり(通称 日ぶり)に激震を走らせる(グラグラの実)ため、過去生み出したゴミ(パストデブリとでもいうのだろうか)にも縋ろうとしている私(まるで藁を掴む溺れし者)は愚かであろう。

とはいえ、日ぶり界隈では投稿がすべて。投稿するだけで偉いのである。

今日から肩で風を切って歩くことにしよう。その程度の権利はあるはずだ。

 

では、さよなら。恐らく来年くらいまで会うことはない。閏年くらいのレア度だと思っててくれるとありがたい。