嫌いな名言あるある。
どうも。吾輩はD-geniusである。
いきなりだが、嫌いな名言を2つ挙げたいと思う。
この名言を読んでいる間に少しでも努力をしてみろ。
死ぬ気でやってみろ。死なないから。
どちらも驚くほどユーモアがない。
上の方に関してだが、まず上から目線すぎる。どれを指して "この名言" と言っているのかはわからないが、名言と呼ばれる物を読む事には意味がある。自分と同じような立場から成り上がった人物の言葉を知ることで、モチベーションの向上が期待できるのだ。『名言をいくつか読む僅かな時間、努力する』のと、『名言をいくつか読むことで多少の時間を無駄にするが、モチベーションを上げた状態で努力する』ことでは、大きな違いがある。断言するが、確実に後者の方が効率的だ。根拠はないが、そう言い切れる。
「自分と似た境遇で育った成功者がいる」という事実は、自分の歩んでいる道が正しいことの証明になる。自分のやっていることが間違っているかもしれないと疑いながらする努力になんの意味もない。非効率極まりない。対して、自分は成功すると信じて行う努力は素晴らしいものだ。
どうせなら、効率的な努力をしたいものだ。そうだろう?
下の方に関しては、もう肯定しようのないほど愚かである。
死ぬ気でやったら死ぬ。死んでないのであれば、それは死ぬ気でやっていないことの証明材料になる。
なにが「死ぬ気でやってみろ。死なないから」だ。発言者が、過去に死ぬ気で何かをやったことがあるのであれば、この発言には大きな力が宿る。
発言された瞬間、発言者の生存が確認される。つまり、発言者が、死ぬ気で何かをやったことがないというわけだ。とんでもない大嘘つきである。
死ぬ気で何かをやった経験がないのに「死ぬ気でやってみろ。死なないから」なんて言うやつに、死を語る資格はない。何を根拠に偉そうな口を利いているのだ、という話になる。
いい加減なことを言うのも大概にしてほしいものだ。そうだろう?
以上で、私の嫌いな名言紹介を終えようと思う。
最後に、私の名言でも紹介しよう。
「嘘を嘘だと思わなければ、それは嘘ではなくなる」
ではさらば。