日報ぶりゅり

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知ってそうで知らない為になる話-其の2

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はじめに

みなさんこんにちは.525です.

今日は4月20日.みなさんは4月20日といえば何を思い浮かべますか?

 

そうです.現代思想家としても名高い赤井貴氏の誕生日です.赤井貴氏といえば,着物,白塗り,ゴム製かつらという姿で,女声を模した奇矯な裏声で「チクショー!!」などと喚き散らす,コウメ太夫としての芸が有名です.みなさんはコウメ太夫ポンコツ芸人と認識しているかと思いますが,今回は彼のネタに隠されたメッセージを考察していき,現代思想家としての一面をみなさんにご紹介できたらと思います.

 

目次

 

名言1

「液体かと思ったら,粉でした.チクショー!!」 

 

 この名言は2018年12月7日にフジテレビ系列で放送されたバラエティニュース番組,「全力!脱力タイムズ」内で赤井氏が披露したものです.一見意味不明なネタにも思えますが,少し考えてみてください.液体かと思って粉だった,つまりいつもは液体だったものが粉になっていたということです.液体でもあり,粉になりうるもの.そうです.

 

カップ麺の添付調味料(スープ)です.

 

以前なにかのテレビ番組の中で赤井氏が自身の好物をカップ麺といっていた気がします.確証はありませんが多分そうでしょう.恐らく赤井氏は大好物であるカップ麺を食べようとした際,以前までは液体スープだったものが粉末スープに変わっていた経験談をネタにしたのでしょう.しかし,単に変わっていたことに嘆き悲しみ,「チクショー!!」と喚き散らした訳でないことは明白です.赤井氏は液体が粉で代理されたことから,すべてのものに代理があるのではないかと考えたはずです.

この時赤井氏は寺山修司の戯曲『さらば、映画よ』が思い浮かんだことでしょう.ぜひ皆さんにも読んでほしいものです.ここから現代自我を学んだ赤井氏は,いかに自分らしさを保つかということをこの作品を通して私たちに伝えているのです.

 

名言2

土下座をしながら原竹下通り進んでいたら~三途の川でしたが!チクショー!!

 

この名言は2020年1月27日に赤井氏が自身のTwitterに投稿したネタです.

みなさんは真っ先に,生者が歩く竹下通りと死者が歩く三途の川を対比しているところに目がいき,このネタの真意を生と死はいつも隣り合わせになっていると解釈してしまったかと思いますが,それこそが赤井氏の罠,ミスリードなのです.

注目すべき点は,土下座でしょう.なぜ土下座をしながら進んでいたのでしょうか.答えは簡単ですね.そうです.赤井氏は五体投地をおこなっていたのです.

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五体投地の様子

五体投地とは仏教徒が行う礼拝のことで,仏教のなかでも最も丁寧な礼拝方法のひとつとされています.恐らく仏教に影響を受けた赤井氏はこれを真似たのでしょう.大勢の人が行き来する竹下通りを土下座をしながら進むことは,傍からみれば侮蔑の眼差しを向けられる可哀想な人間ですが,本質的には極めて高尚なことです.つまり赤井氏は,物事の本質を見抜くことが大切であり,現代を生きる人にはその力が失われつつあることに警鐘を鳴らしているのです.

 

まとめ

ここまで読んでくださってありがとうございます.今回はコウメ太夫に扮する赤井氏のネタ考察を行いました.ネタを通して訴えたい内容は,現代思想家赤井貴の名に恥じないものだったと思います.みなさんの中からもポンコツ芸人という印象はなくなったのではないでしょうか?

 

 

 

 

...多分そんなことないでしょうね.

これからもポンコツ芸人コウメ太夫の活躍をお見逃しなく!

 

それではまた明日の記事をお楽しみに!

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