やはり俺が一番くじで散財するのはまちがっている。
やっはろー! D-geniusです。
先日(まあまあ前)、お友達(Op-Rabbit)と大型ショッピングモール(めちゃめちゃ大きい。迷子になった)を闊歩していると、一番くじを見つけました。
ポスターに書かれている作品名をその場で軽く調べてみると、どうもオタクが見るようなアニメらしい、ということがわかりました。
アニメオタクのOp-Rabbitくんがとても興奮していたのを、今でも鮮明に覚えています。
私はアニメにあまり詳しくなく、俺ガイル?という作品も、材木座というキャラや川崎京花というキャラ、大岡や大和、かまくらやサブレ、玉縄や折本くらいしか知らないので、あまり乗り気ではなかったのですが、あまりにも強く誘ってくるため、軽く5回ほど引くことにしました。
と、軽い軽い、本当に軽い気持ちで引いたのですが、初めに引いた5回でフィギュアを当ててしまいました。C賞、一色いろはというキャラでした。
景品として用意されている、ゆきのん、ゆいゆい、いろはすの3人の中で1番好きなキャラだったため、心底興奮しましたが、私はアニオタではないです。
誘ってきたアニオタのOp-Rabbitくんはというと、私と同じく5回引き、B賞の由比ヶ浜を2つ当てるという反感買い占めレボリューション。フィギュアは2体ずつしか用意されていないことに加え、今回一番くじを購入した店では由比ヶ浜のフィギュアは2つとも残っていたため、この店の由比ヶ浜のフィギュアは、他ではないOp-Rabbitくんが全て掻っ攫っていった形になります。憎い男ですわね。
1枚780円のくじを5枚で3,900円。消費税やらなんやらで多少前後しますが、まあだいたい4,000円くらい。最悪20枚くらい買う覚悟はしていたため、安く済んでよかったです。
その後、いろはすのフィギュアを片手にショッピングモール内を歩き回っていました。
なんか色々と面白い話をしていた気がしますが、残念ながらほとんど覚えていません。海馬が縮小していっているので、今日の朝ごはんは目玉焼き。正直今書いてることもほぼほぼうろ覚え文章なので、うる覚えじゃなくてうろ覚えってことくらいしか覚えていないです。
モール内にあるガチャガチャコーナーを見つけた私たちは、吸い寄せられるように吸い込まれていきました。息をするように千円札を複数枚(何枚か忘れた)崩し、陳列されているガチャガチャを吟味するようにネチネチ粘り歩く私たち(アニメキャラのフィギュア持ち)は、さぞかし不審なオーラを醸し出していたことでしょう。子連れのお姉さんたちが鬼滅の刃のガチャガチャを回している側を抜けて、足が向いたのはアニメコーナー。おジャ魔女どれみやプリキュア、ラブライブやBanG Dream!などの深夜(明朝)アニメのガチャガチャの前にて仁王立ちし、先程紙と等価交換することによって無から錬成した100円玉を投入していきます。
上にも書いたように、私は記憶力が弱まっています。さらに、少し前からバイトを始めたことで金銭感覚がガバガバになっています。学生、しかも親に養われている分際でありながら、何気ない顔で2, 3万吹き飛ばすくらいには感覚が緩んでいるのです。つまり、ガチャガチャの10回や20回、無意識のうちに回してしまっていてもおかしくないのです。
何が言いたいのかと言うと、いくら使ったかわからないくらいにお金を使っちゃいました(本当はわかってる。2,000円くらい)。
20分ほど無心でガチャガチャを回した私たちは、そろそろ帰ろうかと話していました。
しかし、気付いたら先程の店にいました。そう、一番くじの店です。
「もう1回だけ引こうかな」
どちらかがそう呟きました。私ではない、かもしれない。私です。
こうして、ゆきのんのフィギュアを当てていないことに罪悪感を抱いていた私は、再び一番くじの店へと舞い戻ったのです。
しかし、ここで問題が発生しました。
一番くじにはラストワン賞という概念があり、その名の通り最後の1枚を引いた人には特別な景品が送られるのですが、今回の俺ガイルの一番くじのラストワン賞は、私が引き当てたいろはすのフィギュアの色違いだったのです。欲しいと言えば欲しいのですが、残り20枚近くあるくじを全部引かなければならないことを考えると少し気が引けてしまうのです。
「ゆきのんのフィギュアは欲しいけど、出来るだけ安く抑えたい……」
数回引いても引けなくて、引けなくなって結局ラストワン賞ギリギリまで引いて最後の最後で引く。みたいな流れになることは目に見えていたのですが、ラストワン賞を逃すのも勿体なく感じます。どうせなら欲しい。
さんざん迷った結果、とりあえず全部引くことにしました。
というのも、Op-Rabbitくんと賭けをすることになったのです。
残りのくじを全部買って、1枚ずつ開ける。ゆきのんが出るまでに開いた枚数分の代金をD-geniusが負担して、残りをOp-Rabbitが負担する。ラストワン賞は最後の1枚の代金を払った人が手にする。
最初の1枚でゆきのんを引いた場合、私がボロ儲けし、Op-Rabbitくんが大損こきます。
1枚残しでゆきのんを引いた場合はOp-Rabbitくんが780円でラストワン賞を手に入れることになるため、私が大損こき、Op-Rabbitくんが大勝ちします。
よく考えたらそもそも賭けにもなってないし、ゆきのんフィギュアを手に入れることが確定している私に対してOp-Rabbitくん側のメリットがほとんどないので、なぜこの賭けが成立したのかがわからないのですが、その時のことはほとんど忘れているのでよくわかりません。
とりあえず、私がくじを引きまくったことは確かです。
10枚目くらい(覚えてない)でゆきのんを引き当て、なんともいえない結末を迎えた私たちは、それぞれ帰路についたのでした。
家族にアニオタだと思われたくない私は、その日獲得した景品をホコリが被らないような場所に仕舞い込みました。
いつの日か1人暮らしをする時綺麗な状態で飾れるように、大切に保管することに決めたのです。
簡単には開けられないような場所に隠したため、獲得景品の写真を載せることはできませんが、Op-Rabbitくんが根こそぎ掻っ攫った由比ヶ浜のフィギュア以外はほとんど持っていると思ってください。
まるでアニオタのようですが、私はアニオタではありませんので悪しからず。
人生初の一番くじ。とても楽しかったです。
しかし、もう少しだけ安く済んでほしかったのは事実。
しばらく一番くじはやらないと思います。物語シリーズかバンドリが来たら話は別ですけどネ!
ではさよなら!
日報排便者 D-genius