第一回夢日記 - 日報ぶりゅり

　こんにちはこてやんです．

　今日実は変な夢を見たんです．あまりにも変な夢だったので忘れないようにここにメモすることにしました．覚えていることをなるべく書いていきますが，何しろ夢なので途切れ途切れになってしまっていることは御容赦ください．

前編

　一番最初に見た景色は地元のデパートでした．ぶらぶらと歩いているとゲームセンターの前で中学時代の同級性と会いました．彼の名前はマサムネということにしましょう．もちろん本物の名前ではありませんが．彼とは中学時代同じ部活だったこともあり仲良くしていましたが高校になるとすっかり連絡は取らなくなり今ではＳＮＳでつながっている程度の関係です．夢の中でしたが「うわっ．懐かしいな～」と思ったと思います．中学の話をたくさんして一緒にＵＦＯキャッチャーもしました．ＳＮＳで相互フォローしている程度の関係でしたが僕たちが中学校で培った友情は風化していませんでした．

　思い出話に花が咲いた僕たちは一緒に映画を見ることになりました．見たのはコナンの映画でした．題名までは覚えていませんが飛行艇が登場したことは覚えているのでそんな感じの映画なんだと思います．二人で映画館の少し右寄りの（ここでの”右寄り”というのは思想が右翼的であるということではありません）席について映画が始まるのを待っているときのことでした．

　僕から見て左から２番目に見覚えのある顔がありました．この時一つ左の席にマサムネ君が座っていたはずがこれ以降マサムネ君がこの夢の中に現れることはありませんでした．ご都合主義．あの日の友情は嘘でした．近づいてみると同じく中学の同級生でした．彼の名前はサトシといい今でも地元に帰ると一緒に遊ぶ友達です．

　最近忙しく連絡をとれていなかったので話しかけてみることにしました．

後編

　サトシ君に話しかけても返事は返ってきません．というよりはあえて無視ししているように見えました．何か悪いことしたかな？っと自分を顧みましたが無視した理由は思ったより早く判明しました．サトシ君の左側，僕から３つ左の席にアイちゃんが座りました．アイちゃんは同じく僕の中学の同級生．僕の元カノでした．

　とても複雑な状況に僕は思わず逃げ出してしまいました．なんでサトシはアイちゃんと一緒にいるんだ！え？何？ドッキリ！？あっでもそういえば中学の時アイちゃんもサトシのこと好きみたいな雰囲気だったしな...僕邪魔者やん．

　深呼吸をして映画館に戻るとさっき入った映画館とは違う場所でした．夢というのは残酷なものです．映画館というよりは出店もありパブリックビューイングのような感じでした座席はやけに豪華でＶＩＰ席のようにも見えます．映画の映像が床にまで伸びていてどこか近未来的でもありました．困惑しながらもさっきいた座席を探します．

　すると後ろから出店のおばさんに話しかけられました．

「焼き鳥はいかが～，柚子胡椒だよー」

　映画館で焼き鳥を売っている異常さは夢から覚めるまで気づきませんでした．コナンの映画の様子は床を見ればいいので焦る必要はありません．

「いただきます」

　僕は何かに導かれるように焼き鳥を口に入れます．

うまあぁ～～ぁあまう